桶・樽

森林王国日本の代表的な器である、「桶」「樽」の歴史は意外と新しく、平安時代の頃に考案され一般に普及したのは室町時代でした。それまでは、木を裂いて作る曲げ物類がたくさん使用されていた。木材の不足が木の板を円筒に並べて側として竹等で締めた、桶・樽が発展したといわれています。以前はどこの地区でも桶を作る職人さんはおり、気軽に注文に応じていました。遠藤芳子さんの義父も夫もそうした桶屋(たがや)さんで、夫の技術を守り続ける全国では数少ない女性の職人さんです。

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